子守 唄 日本。 日本の子守歌

民謡編<296>子守唄(3)|【西日本新聞ニュース】

子守 唄 日本

雇い主である御寮(ごりょん)さんを揶揄(やゆ)、風刺する博多の子守唄(うた)は作詞家がはっきりとした、大正時代に生まれた新子守唄だ。 実際に子守の現場では歌われることのなかった座敷歌である。 福岡県久留米市の民謡研究家、友野晃一郎の労作「福岡のわらべ歌」(日本わらべ歌全集23上)では次のように記している。 「子守歌が転じてお座敷歌(民謡)としてうたわれるのはこの『博多の子守歌』が最初であり、このことから、この子守歌は独特な位置をしめる」 さらに、友野は博多だけでなく「大正末期から昭和の初めにかけて一気に県下に広まったようである」とも書く。 その例の一つとして同県岡垣町の子守唄を挙げ、その土地で新しく付加された歌詞も採集している。 〈家の御寮さんな 位(くらい)がござる 何の位か 飯(めし)食(く)らい〉 博多の子守唄はご当地ソングの「はやり歌」として、座敷で覚えた客たちが持ち帰り、広まっていったといえるかもしれない。 下敷きにされたのは大正時代以前に歌われていた元祖博多の子守唄である。 〈雨の降る日の 日の暮れ方は 守はつらいし 子は泣くし ヨーイヨイ〉 〈雨の降る日の子守はなんぎ となり近所の 軒の下〉 こちらは子守のつらさを嘆く、哀切な調子である。 そのゆっくりとしたブルース的な調子は博多港で荷揚げ作業に従事した労働者の「荷揚げ唄」が元になっている、との指摘もある。 一方で、歌謡研究家の長田暁二は「糸島方面の子守唄が元歌になっている」との見方だ。 同県糸島市二丈には子守唄「守りはいやよ」が伝わっている。 〈ととさんかかさん 守りはいやよ 雨の降る日も 出にゃならぬ ヨイヨイ〉 〈雨の降る日と 日の暮れ方は 家の恋しさ 帰りたさ〉 〈家の恋しさも かかさん頼り 今日は何して ござるやら〉 奉公先から家、両親の元に帰りたい子守女性の心情が切なく歌い込まれている。 博多と糸島地方の子守唄は歌詞、情感も非常に似ている。 本来、糸島地方で歌われていた子守唄を子守女性が奉公先の博多に持ち込んだのか。 また、逆に奉公先の博多で覚えた歌が糸島地方でも定着したのか。 一つ構図として浮かび上がるのは博多-糸島の関係だ。 つまり、博多の商家に奉公する農村部の子守女性という地縁の深さを博多の子守唄の中に見いだすことができる。

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竹田の子守唄

子守 唄 日本

歌詞の一例 守りもいやがる 盆から先にゃ 雪もちらつくし 子も泣くし 盆がきたとて なにうれしかろ 帷子(かたびら)はなし 帯はなし この子よう泣く 守りをばいじる 守りも一日 やせるやら はよもいきたや この在所(ざいしょ)越えて むこうに見えるは 親のうち 童謡『赤とんぼ』の「ねえや」も守子 一般的に「子守唄」というと、母親が赤ちゃんを優しく寝かしつける穏やかな歌や音楽を想像するが、『竹田の子守唄』では、親元を離れて子守奉公(こもりほうこう)を行う幼い守子(もりこ)の辛い心情が描写されている。 同じように、幼い守子の心情を歌った「子守唄」としては、「おどま盆ぎり盆ぎり」の歌いだしが印象的な『』や、「ねんねこ しゃっしゃりませ」が歌いだしの『』が有名。 ちなみに、童謡『』の「ねえや」も、この子守奉公の守子を意味している。 歌詞の不自然さについて 現在よく歌われる『竹田の子守唄』の歌詞には、編曲時に歌詞が大きく変更されたせいか、不自然な点がいくつか見られる。 「盆から先」というと、旧暦のお盆(8月中旬)だとしてもまだ夏真っ盛りの時期で、「雪もちらつく」と続けるにはだいぶ季節が離れているという点だ。 確かに、お盆より後なら12月でも1月でも「盆から先」と言えるが、さすがに夏の終わりから秋をすっ飛ばして雪までいってしまうのには多少違和感がある。 また、北海道の旭川などでは、早ければ10月には降雪があることがあるが、『竹田の子守唄』は京都市伏見区で採譜された民謡。 お盆と雪を隣り合わせてしまうのはやはり不自然に感じられる。 五木の子守唄から歌詞を拝借? ではなぜ、現在歌われている『竹田の子守唄』は、一体こんな不自然な歌詞になっているのだろうか? それは『竹田の子守唄』を現代の歌手らが編曲した際に、原曲の歌詞を大きく変更してしまったことに起因していると考えられる。 その際、『竹田の子守唄』の商業的ヒットを祈願すべく、有名な子守歌『』にある「盆から先にゃ」という歌詞を拝借し、その知名度にあやかろうとしたのではないかと推測される。 親と会えるのは盆と正月のみ 幼いうちから親元を離れて子守奉公をする守子(もりこ)にとっては、親と再会できるのは一年のうち盆と正月のみ。 この休みは「藪入り(やぶいり)」と呼ばれ、特にお盆の休みは「後(のち)の藪入り」とも呼ばれる。 親に甘えたい時期の幼い子供にとって、親と再会できる盆と正月はなによりも楽しみで大事にしていたであろう。 親との再会が嬉しくない? 親元へ帰れるお盆は、守子にとって嬉しい日となるはずだが、『竹田の子守唄』の歌詞では、現代版でも原曲でも、いずれも嬉しくないものとして描かれている。 その理由としては、原曲・元歌では「なんぎな親」(貧乏な親)、現代版では「帷子はなし 帯はなし」(綺麗な服も着れない)と説明されている。 貧しくとも親子の再会は嬉しいもののように思われるが、それを上回る貧しさがあったということだろうか。 ただ、最後の歌詞では親元へ早く帰りたいとも歌われている。 子守奉公の辛い毎日に耐える守子の悲しみが心にしみる。 原曲・元歌の歌詞 こんな泣くぅ子よ 守りしぇと言うたか 泣かぬ子でさい(さえ) 守りゃいやにゃ どうしたいこーりゃ きーこえたーか この子よう泣く 守りをばいじる 守りも一日 やせるやら どうしたいこーりゃ きーこえたーか 来いや来いやと 小間物売りに 来たら見もする 買いもする どうしたいこーりゃ きーこえたーか 寺の坊んさん 根性が悪い 守り子いなして 門しめる どうしたいこーりゃ きーこえたーか 久世の大根飯 吉祥(きっちょ)の菜飯 またも竹田のもん葉飯 どうしたいこーりゃ きーこえたーか 盆がきたぁかて 正月がきぃたて なんぎな親もちゃ うれしない どうしたいこーりゃ きーこえたーか はよもいにたい あの在所こえて むこうにみえるんは 親のうち どうしたいこーりゃ きーこえたーか <引用元:(Wikipedia『竹田の子守唄』より> 有名な子守歌 『江戸の子守唄』や『五木の子守唄』など、昔の日本の子守奉公(こもりほうこう)や守子(もりこ)を題材とした日本の子守唄(子守歌)まとめ。 「シューベルトの子守歌」、「モーツァルトの子守歌」など、世界各国の有名な子守歌の歌詞と視聴 関連ページ 「十五で姐やは嫁に行き」の「姐や(ねえや)」は子守奉公の守子を意味している.

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日本の子守歌

子守 唄 日本

ねんねんころりよは江戸時代から現在にまで伝わってきている子守歌です。 「ねーんねんころーりーよーおこーろーりよー」という歌詞で大勢の人に親しまれているので、子守歌の曲名を聞いただけで頭にメロディーが浮かぶ人も少なくありません。 ねんねんころりよを歌うことで赤ちゃん・新生児を寝かしつける・あやすという方はとても多いと言われています。 ねんねんころりよの原曲は江戸の子守歌であると言われています。 そのため原曲の歌詞は江戸時代の人々の生活の様子が表されていると言われています。 ねんねんころりよの原曲と言われている江戸の子守歌の歌詞やその内容などについては以下のサイトで詳しく紹介されていたので参考になさってください。 キラキラ星は英語の曲である「Twinkle twinkle little star」がアレンジされた子守歌です。 「きーらーきーらーひーかーるー」という歌いやすいメロディーと素敵な歌詞は多くの人に愛されています。 キラキラ星は夜のお星さまの歌ということで赤ちゃんを寝かしつける時の子守歌として歌われることが多い曲です。 キラキラ星は夜の曲なので、赤ちゃんがまだママのお腹にいる時から歌って聞かせてあげたり、新生児の頃から毎晩のように歌ってあげるママも少なくありません。 キラキラ星の歌詞の内容はお星さまが子供たちを見守ってくれている、お星さまにみんなの願いが届けばいいなといった素敵な内容であることから、赤ちゃんだけでなくママにとっても癒しになると言われています。 キラキラ星の歌詞については以下のサイトで詳しく掲載されていたので参考になさってください。 「ねーむれーねーむれー」という優しいメロディーが癒しを与えてくれる曲です。 ねむれねむれと呼ばれているこの曲はシューベルトの子守唄といい、1816年に公表されました。 シューベルトの子守歌はオーストリアの作曲家であるシューベルトが作った曲で、自らの母親に対する感情を込めた歌であると言われています。 日本語に訳されたのは1900年代で、日本語に訳した方は内藤濯さんです。 七つの子は大正時代に「金の船」という雑誌で掲載された曲です。 七つの子の作詞者は野口雨情さん、作曲者は本居長世さんです。 Hush Little Babyは古くから歌われてきた子守歌であることからどこで生まれた歌なのかということは明確にわかっていないと言われています。 Hush Little Babyはアメリカ南部を発祥とする説やマザーグースに登場する子守歌であるという説などがあります。 Hush Little Babyの歌詞は泣く子に対して「ママがなんでも買ってあげるから泣き止みなさい」といった内容であることから、現代では過保護すぎる歌詞と言われることもあります。 Hush Little Babyの歌詞、日本語訳については以下のサイトで詳しく掲載されていたので参考になさってください。 ママが愛する赤ちゃんに対して次々と買い与える物を提案する歌詞が紹介されています。 Rock-a-Bye Babyはマザーグースの中で登場する子守唄であると言われています。 Rock-a-Bye Babyは18世紀の終わりごろから歌われてきた子守唄です。 Rock-a-Bye Babyは当初hush-a-by babyという曲名でしたが19世紀に入ってからRock-a-Bye Babyという曲名で呼ばれるようになりました。 曲名と始めの歌い出し以外はそのままの歌詞であり、呼び名と始めの歌詞が変わった理由については明らかになっていません。 ちなみにhushは静かにしなさいという意味です。 またRockは岩・石といった意味ですがRock-a-Byeという表現で子守唄といった意味合いになります。 Nana-nenem(ナナネネ)はブラジルで歌われる子守唄です。 ゴーストやモンスターに子供を見ていてくれとお願いする歌詞になっていることから、内容が怖い子守唄であると有名です。 Nana-nenem(ナナネネ)がこのような怖い歌詞になっている理由は、子供に怖い思いをさせて静かにさせようという意図があると言われています。 怖い描写で子供を脅かした後に、お化けに対して「この赤ちゃんを穏やかに寝させてください」といったお願いをする歌詞になっています。 NINNA NANNE(ニンナナンナ)はイタリアの子守唄です。 NINNA NANNEも歌詞の内容が怖いということで有名です。 「赤ちゃんを鬼ばばやお化け・狼に渡したらどうなるか」といった内容が歌われています。 Dandini dandini dastanaはトルコの子守唄で、繰り返されるdandini dastanaというメロディーが赤ちゃんを眠りに導くと言われています。 子守唄はどんな感じで歌ってあげるといい? 赤ちゃん・新生児をあやす時には元気に手振りをつけて歌う 赤ちゃん・新生児をあやす時には元気に手振りをつけて歌うことが良いと言われています。 赤ちゃん・新生児をあやす時には楽しく親子の愛情を育む際に適した時間なので、元気に歌いながら手振りなどをつけてコミュニケーションをとるようにすると効果的です。 赤ちゃん・新生児を寝かしつける時にはゆっくりと穏やかに歌う 赤ちゃん・新生児を寝かしつける時にはゆっくりと穏やかに歌うことが良いと言われています。 赤ちゃん・新生児を寝かしつける時には興奮させないように安心感を与え、なるべくリラックスした状態に導くことが大切です。 このようなことから赤ちゃん・新生児を寝かしつける時にはゆっくりと穏やかに歌うことが大切です。 優しいオルゴールの音からゆらぎ効果を得られ、落ち着いた気持ちに導いてくれる癒しのCDであると言われています。 魔女の宅急便・となりのトトロ・アナと雪の女王・千と千尋の神隠しなどの有名な楽曲を優しいオルゴールの音色で聞くことができるリラックス効果のあるCDです。 モーツァルトのオルゴールはクラシックの優雅な曲調とオルゴールの優しい音色がリラックスタイムを満喫させてくれる一作です。 アルファ波を引き出して興奮した状態から落ち着いた状態へと導いてくれる癒しのCDとのことで評判です。 音のゆりかご 胎内音入りオルゴール おやすみ赤ちゃん「生まれてはじめて」は後半に進むほどに落ち着いた曲調になってくることから、赤ちゃんを自然な眠りに誘えると好評の一作です。 クラシックの名曲から有名なアニメの曲などがふんだんに収録されていることで評判です。 収録されている曲数も28曲あり、クラシックの名曲やアニメの有名曲、ジブリの曲など、色んな種類の音楽が盛り込まれています。 ドラえもんの曲は古い曲が使われていることから、ママやパパになじみ深い一作であると言われています。 おじいちゃんもおばあちゃんも聴いてねむった子守歌〈ベスト25〉は女性が歌う曲が多く、様々な日本の名曲が詰め込まれた一作であるということで人気のCDです。 与那国島の子守唄と童謡は民謡がたくさん生まれたと言われている与那国島の子守歌がふんだんに盛り込まれた一作です。 与那国島の人々の暮らしの様子が伝わってくるCDであると言われています。 たくさんのバージョンの五木の子守唄が収録されているうえに、解説も詳しく記載されているとのことで人気があります。 心に染み入る日本の名曲が赤ちゃんの情緒を育んでくれると言われています。 日本のこもりうたベストは、地方の子守歌など20曲もの子守唄が収録されています。 このCDを聴いて自らの故郷の子守歌を知ったので、孫に教えてあげたという口コミもあります。 子守唄ふるさとへの旅は、江戸の子守歌や地方の子守歌がたくさん収録されています。 そのため、日本人としてのルーツや色んな地方の特色などを感じられるCDであると言われています。 寝かしつけに歌うおすすめの子守唄を把握しましょう 寝かしつけはママ・パパにとってとても重要です。 時には赤ちゃんの寝かしつけが辛いと感じることもあります。 そういった時に赤ちゃんが眠りやすい子守唄があれば重宝します。 特に新生児の赤ちゃんは夜中に起きやすいと言われていることから体力的にも精神的にも疲れ果ててしまうママ・パパも少なくありませんので、寝かしつけに歌うおすすめの子守唄を把握して有効に活用しましょう。 最後に子育てを頑張るママのための記事を紹介します。 出産や子育てを頑張ると自分のことが疎かになってしまいがちですが美貌を保ちたいという方は多いので以下の記事を参考になさってください。 またこれからの子育てに役立つおすすめの育児書を紹介した記事もありますのでお役立てください。

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