人工 こう もん。 人工肛門になったとき、生活にはどれほど支障がありますか。近々父が直腸が...

大腸がん手術後のストーマケア:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

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ストーマ(stomaストマともいう)は、手術などによって腹壁につくられた排泄口のことで、人工肛門などの消化器ストーマと、人工膀胱などの尿路ストーマがあります。 ストーマは、腸や尿管を腹壁の外に引き出して管の内側を折り返してつくられ、その外見、形状は人によってさまざまです。 消化管ストーマで代表的なものは人工肛門ですが、直腸がんの手術で直腸と肛門を切除する場合、あるいは大腸が閉塞して便が通過できない場合に、大腸や回腸(小腸)を用いて便の排泄口がつくられます。 尿路ストーマ(人工膀胱)は、膀胱がんで膀胱と尿道の一部をとる必要がある場合に、小腸を用いた回腸導管や、尿管を用いた尿管皮膚瘻(にょうかんひふろう)によって尿の排泄口がつくられます。 肛門や尿道には括約筋という筋肉があり、自分の意思で排泄物を出したり我慢したりというコントロールをしています。 しかし、ストーマは排泄のタイミングを自分の意志でコントロールできません。 そのため、ストーマ装具を腹部に装着して排泄物を受けとめます。 ストーマ装具は、排泄物を受けとめるストーマ袋(パウチとも呼ばれます)と、袋を取り付ける土台(面板、皮膚保護剤とも呼ばれます)からなります。 ストーマ袋にたまった排泄物は、トイレなどに捨てます。 腸管を用いたストーマは、赤い色(腸管の内側の色)をしており、粘液でいつも湿っています。 尿管を用いたストーマは肌色をしています。 腹部につくられたストーマは一見「痛そう」に見えますが、痛みを伝える神経がないので、排泄時に痛みを感じることはありません。 ただ、粘膜には血管が密集しており刺激や摩擦により出血しやすいので、傷つかないようにケアする必要があります。 2.ストーマケア 1)ストーマ造設術前 ストーマ周囲のトラブルの原因には、次のようなものがあります。 排泄物の接触• 皮膚保護剤が合わない• 装具を剝がすときの刺激• 発汗による細菌感染 これらのトラブルの予防、改善のためには、以下のような適切なストーマケアが大切です。 ストーマ装具を剝がすときは、ゆっくり剝がす• ストーマ周囲の皮膚は優しく洗う• 土台のストーマ孔は、ストーマより1~2mm大きめにカットし、小さすぎたり大きすぎないようにする• ストーマ装具を貼ったあとに、装具が皮膚に密着するように、上からしっかり押さえる。 ストーマ周囲の皮膚にしわやくぼみがある、ストーマが陥没しているなどの場合は、医師や看護師にストーマケア方法を相談する• 装具の交換間隔や皮膚保護剤の選択について、医師や看護師に相談する 3.日常生活における留意点 下痢は、バランスのとれていない食事、過度の緊張やストレス、薬の副作用などで起こります。 下痢をすると身体の水分が不足したり、電解質のバランスが崩れますので、スポーツドリンクなどを飲んで水分を補給するとよいでしょう。 <下痢のときの工夫>• 乳製品で下痢を起こしやすい方は、乳製品を控えましょう。 アルコール、カフェイン、炭酸飲料、脂肪、豆類やきのこ類などの不溶性食物繊維、香辛料、冷たい飲み物などは腸の働きを活発にしますので控えましょう。 軟らかく消化のよいものを少しずつとりましょう。 ジャガイモやリンゴ、バナナ、ももなどの水溶性食物繊維をとってみましょう。 ごはん、もち、うどん、パンなども便の軟らかさを調節する効果が期待できます。 下剤を内服している場合は、減量または中止しましょう。 3)便秘.

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【コラム】人工肛門(ストーマ)のある生活

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Vol. 2人工肛門を造設した後の日常生活の工夫 70代 男性 大腸がん 私は55歳のとき大腸癌でストーマ(人工肛門)造設手術を受けましたが、その後無事に過ごしております。 当時特に自覚症状はありませんでしたが、市の広報紙で大腸がん検診の案内を見て念のため便潜血検査を受けてみました。 精密検査の結果は悪性腫瘍で、手術ということになりました。 しかし幸いに転移はありませんでした。 がんは誰にでも出来る可能性があるわけですが、早く見つけることが重要だと思います。 人工肛門と聞いてショックを受ける人も多いのですが、命のほうが大事と思い手術を受けました。 たしかに生活は多少不便になりますが、工夫と気の持ちようでそれほど心配することはありません。 私は老齢化し万一排便の世話をしてもらうようになっても、便の始末は肛門のある人よりやり易いのではないかと気楽に考えています。 便を貯める装具がどんどん改良されているので、便が漏れて臭いなどというトラブルは殆どなくなりました。 入浴用の肌色の目立たない袋もあるので温泉にも入れます。 手術をした時はまだ会社勤めの最中でしたので、抗がん剤を服用しながらも以前より一生懸命働きました。 おかげで病気に対する差別はありませんでした。 ただ手術後2年くらいは便の排泄が安定せず、突然腹部に貼りつけた蓄便袋が一杯になることがありました。 当時オストメイト用のトイレが少なかったので、通勤途中の大便所の空いてる駅をチェックして、早めに排泄する苦労はありました。 私は70歳まで仕事をしていましたが、退職してから何か社会のためになることをしたいと考え、人工肛門の会のオストミー協会に入会し、同病の方の悩みを聴くボランティア活動を始めました。 その会の推薦があって千葉県のがんピアサポーターに採用され、がん患者やその家族の方とお話をするようになりました。 ここではいろいろながんのことを勉強することができますし、悩みを分かち合うことで少しでもお役に立てたらと自分の生きがいにもなっています。

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直腸の手術で人工肛門をつけてから慣れず、失敗するたびに悲しかった。今は週2回洗腸をしているが、時間が1時間あまりかかり、これもつらい。

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アジア人は、ストーマというと、暗くなることが多いんですが。 例えば、ちょっと元気がなくなった人が「みんな、どこから来たの?」なんて投稿すると、「私はマサチューセッツからよ」なんて、600件以上の反応があるんです。 オストメイトは、みんな一度は漏れてしまって、漏えい事故みたいなのを起こすんです。 そんな時、「あ、大変だ」と分かってくれるのは、同じ体験をした人しかいないんですよね。 そんな時、トイレで泣いてしまったとか。 女性にとって、これはおむつをしているようなものなんです。 便が漏れるって、すごくショックで。 女性としてのアイデンティティーの危機みたいな感じなんです。 「命が助かったから(いいじゃない)」と軽く言われると、心の置き場に困ることがあります。 ブログに写真を掲載した人工肛門の模型。 人工肛門のことを多くの人に知ってもらおうと自作した 海原 ストーマって、知らない人が多いですよね。 中島 そうなんです。 人工肛門というと、「お尻からなんか出てるんですか」と言う人もいたりして。 それで、自分ので「ストーマってこんなものですよ」と模型を作って載せたりしたこともあります()。 ユーチューブで配信している「」の中でアメリカ英語に必要な口の開き方や、舌の動きを模型で解説してますよね。 あの英語発音講座は、これまでの英語の発音講座と全く違うアプローチですね。 舌や顎のリラックスから始まる体操をしながら発音するという画期的な講座です。 昨年8月にスタート。 毎朝6時半からですが、なぜ、朝の6時半なんですか。 中島 ラジオ体操って、夏休みの朝6時半ですよね。 8月1日スタートだから、朝にしようかな、と。 体のこともあり、早起きの方が体調がいいかも、と朝5時15分に起きるようにしてみました。 自分の生活リズムのコントロールのために、早起きしようと思いました。 自分の体調と、自分のできることを考えて。 身体によくて、自分ができること、自分がしたいことで、しかも人が喜んでくれる、そのバランスを探して、うまくバランスが取れるものが見つかりました。 海原 でも、そのバランスって、一度壁にぶつかり、壊れないと分からないものですよね。 中島 そうそう。 しかも、一度壊すくらいのエネルギーのある人でないと、見つからない、ということもありますよね。 中島 ありますよ。 でも、そこで立ち止まると、さらに悲しくなるので、そうならないために、人や手術前の自分と比べないようにしています。 バークリーの同級生は、業界の第一線で仕事をしている人も多くて、そういう人と比べようとすると、つらくなると思います。 だから、自分とだけ比べるんです。 手術直後に出来なかったことが今はできる、というように。 そうでないと、暗い方に引っ張られてしまう。 でも、私は決して、いつも前向きじゃないです。 いつも前向きにはなれないけど、地に足の着いた生き方をしたいと思っています。 海原 人と比べることで落ち込む人はすごく多いんですが、ユリ流の人と比べないためのいい方法はありますか。 中島 私の場合は、2年間フェイスブックを一切しないという時期がありました。 情報遮断というのも一つの方法ですね。 ただ最近、ユーチューブで発音講座を配信していると、「こんな翻訳してくれない」とか、頼まれることも増えて、人との関わりもいい感じで増えましたね。 取材後記:英語の発音がビジネスの場でも重要視されつつある中、ネイティブイングリッシュの本の企画もお持ちのユリさんの活動が広がりそうです。 ストーマがあることを隠すつもりはない、でも、そういう人というレッテルで仕事をしたくない、という気持ちは非常によく分かります。 暗くはならない。 でも、無理に前向きになることもないという生き方。 人とは比較せず、自分とだけ向き合い、自分ができることをし、人も喜ぶ生き方を見つけた、そのエネルギーに共感した取材でした。

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